「早明戦観戦記」2012年12月2日(日)

2012年12月2日の日曜日、板橋稲門会として初めて大学ラグビー早明戦観戦に行ってきた。
今回の早明戦は記念すべき100回目の対戦とのことである。
個人的には卒業以来であり、たいへん楽しみにしていた。国立競技場前に集合したが、今回は初めての企画であり、私を含め5名の参加である。

1時間前に集合したが、それでもぞくぞくと人が集まってくる。
すごい人気である。
ところどころに稲門会ののぼりが立っている。
来年はぜひ、板橋稲門会の旗を立てようと強く感じた。
競技場に入場してみるとすでに派手な応援合戦が繰り広げられていた。
大学野球の早慶戦観戦も参加させて頂いたが、一般席のため応援合戦が見えにくい。
ラグビーの場合は競技場内で行われており、すばらしい演技を見ることができる。
チアガールのアクロバティックな演技も堪能することができた。
客席に目を転じると、どうも明治の応援が多いようである。
明治の学生席は満席である。さすがに明治は優勝が掛かっている試合だ。
ちなみに早稲田は勝っても明治と同率3位である。応援では負けられないと思った。

校歌斉唱が終わり、いよいよ試合が始まった。
早稲田は当初、エンジンが掛かっていないようで、なんと開始2分でトライを決められてしまう。
これはまずいと思ったが、前半戦は13対19で負け越してしまった。
イヤな気分で後半戦に突入した。

後半戦は、前半戦とは打って変わり、開始後13分で2トライを決め、一気に32対19と圧倒した。このまま行けるかと安心していたのだが、やはり優勝の掛かった明治の勢いは違った。
後半32分で明治に認定トライを許してしまい、ロスタイムのトライで、結局32対33と逆転負けを喫してしまった。
しかも1点差である。明治に負けたのは4年振りだそうで、ものすごく悔しい思いで、がっくりと肩を落として帰路に着いた。
結果的に2012年の対抗戦は、帝京・筑波・明治の史上初の3校同時優勝となった。
早稲田は4位に終わった。2012年は負けてしまったが、やはり伝統の一戦であり、直接観戦すると応援も含め迫力が違う。
解説がないので分かりにくい面もあるが、ぜひ2013年も来たいと思っている。
例年、12月の第一日曜日に開催されているようなので、今から予定に入れておきたい。
皆さんも、ぜひ御一緒しませんか。
でも寒さ対策は必須ですのでお忘れなく。

記:山上郁雄(昭和59年卒)