関東大学ラグビー対抗戦「早明戦」観戦記 2015年12月1日(日)

「初の早明戦」(明大32−早大24)

ラグビーW杯での早稲田OB、現役学生の活躍はご存知の通りです。
2019年に日本でラグビーW杯が開催されることもあり、にわかに興味を持った私。
初めて伝統のラグビー早明戦を観戦しました。参加者は現役学生も含め8人。
明治が早稲田に勝てば、帝京と両校優勝となる一戦。
秩父宮ラグビー場の最寄り駅、外苑前はいちょう並木やショッピングを楽しむ人の波に加え、ラグビー観戦者で大混雑。
気持ちも高ぶってきます。
道すがら熱心に配布に取り組む両校の学生スポーツ新聞をもらい、こんな“アツい思い”を持って文化系のサークル活動に取り組んだ大学時代の気持ちが思い出されます。

2万強の観衆で埋まった満員の秩父宮は、必勝を期する明治カラーの“紫”に染まっていました。
我々が座った席はというと「明治側応援席」の上段席(笑)。
試合開始前の校歌斉唱では、眼下にちらほら早稲田を応援する人も少数見かけられますが、完全なアウェーです。
一昔前だったらライバル校側の席、おちおち声援を送ることもできなったでしょう。

W杯に出場した日本代表FB藤田慶和(スポ4年=東福岡)に注目ですね、という話などをしているうちに試合開始。
1時間前に入場したのですがあっという間の待ち時間です。
赤と黒のジャージの早稲田、紫と白のジャージの明治。
選手の姿をみて伝統の一戦を観戦している実感が湧きました。
伝統的に「展開の早稲田」「FWで押す明治」というイメージがありましたが、今回は逆の試合運び。
優勝がかかる明治の勢いに押され気味で前半スコアは早稲田12、明治22で10点のビハインド。

後半は早稲田が2トライを奪い追い上げ、やっと早稲田ファンの盛り上がりも。
終盤は勢いを盛り返した早稲田の押すラグビーで逆転も、という雰囲気があったのですが明治の粘り強い守りで試合終了。
会場は「明治大学校歌」一色に。
明治が3年ぶり16度目の優勝。
明治側で応援していこともあり悔しい反面、客席の盛り上がりも楽しめて少しお得な気分にも。

観戦後は近くで打ち上げに。昼過ぎからお酒を飲んでいたこともあり、私は飲み過ぎてふらふらでした。。。
初めてのラグビー早明戦の結果は残念ではありましたが、身体と身体がぶつかりあう迫力の光景に圧倒されました。
ラグビー好きで、企画をして頂いた山上さん、本当にありがとうございました。
ルールを覚えて次回の観戦に備えます。

記:布川健太郎(04年商卒)